コミュニケーション能力が高い人・低い人の特徴とは?

コミュニケーション能力が高い人・低い人の特徴とは?

みなさん誰しも、一度は
コミュニケーションを取ることが
難しいと感じたことが
あるのではないでしょうか?

職場や友人関係、家庭内でさえ
コミュニケーションが
取りづらいと感じている人は多くいます。

プレゼンテーションや営業、
子供との会話や家族・パートナーとの会話など
コミュニケーションは
私たちの日常に欠かせません。

では、コミュニケーション能力の高い人は
いったいどんな人で、
どんなスキルや力があるのでしょうか?

1.コミュニケーション能力が高い人の特徴6選

コミュニケーション能力が高い人の特徴6選

コミュニケーション能力とは、人と会話をして意思疎通をするときに必要なスキルで人間関係の改善や人と関わる中で必要な能力といえるものです。

主に、コミュニケーション能力の高い人は、下記の6つの特徴があります。

  • 相手に合わせたコミュニケーションができる
  • 傾聴力がある
  • 相手からYESを引き出す
  • バックトラッキングをしている
  • ミラーリングをしている
  • 前提条件を揃える

1-1.相手に合わせたコミュニケーションができる

相手に合わせたコミュニケーションができる

相手に合わせてコミュニケーションを取ることは、
簡単に聞こえますが、意外と難しいことです。

「優位表象システム」というものをご存知でしょうか?
人は、情報を受け取るときに五感を使います。
その際に、優位に働く五感のことを「優位表象システム」といいます。

主に、視覚・聴覚・体感覚に分かれており、以下のようにアルファベットの頭文字で表記されます。

V:Visual(視覚)

A:Audio(聴覚)

K:Kinesthetic(体感覚)

例えば、視覚が優位の方は、話をするときに頭の中でイメージを作っているため、コミュニケーションを取るときに「早口」であったり「上をよく見ながら話す」傾向があります。

一方、体感覚の人は、
「ゆったりとした口調」で、「身振り手振り」が多い特徴があります。

そのため、視覚優位の人と体感覚が優位の人がコミュニケーションをすると、しばしば衝突してしまうことがあります。

しかし、相手の優位表象を知り、その人に合わせてコミュニケーションを取ると相手にも自分にも伝わりやすく、理解がしやすくなると言われています。

また、視覚が優位の方は、目で見て覚えることが得意なのに対して、体感覚が優位の方は、実際に書いたり経験をして覚えていくことを得意としています。

このような違いを知っておくと、会話だけではなく、仕事の指示を出したり、説明をする時にもコミュニケーションを工夫することができます。

コミュニケーションが取りづらいと感じた相手を、よく観察し、相手がどの優位表象なのか知り、相手に合わせたコミュニケーションを取ると良いでしょう。

ここまで読み、自分がどの優位表象システムなのか疑問に思った方は多いのではないでしょうか?

こちらのサイトで、
診断テストを受けることが可能ですのでぜひ活用してみてください。

NLP VAKタイプ分け診断テスト

1-2.傾聴力がある

傾聴力がある

コミュニケーションが得意な人は相手の話を聞くことが上手な人が多い傾向にあります。

相手の話に耳を傾け聞く力を「傾聴力」と言います。
人は自分の話を聞いてもらうことで自己重要感が上がる場合があります。

例えば、相手に相談をされたときに、つい相手のためを思って、最後まで話を聞かず、アドバイスや正論をぶつけてしまったことはありませんか?

ここで、私の失敗談をご紹介します。

私の友人が先輩上司との関係に悩んでいたときのことです。

友人

「最近、先輩が挨拶返してくれないし、なんだか、嫌われているみたいなんだよね…」


(すかさず)

「あなたの挨拶の声が小さかったんじゃない?
忙しかったのかもしれないし、勘違いだよ。」

このように、友人の話を最後まで聞かず、気持ちを受け止めないまま、私の意見を言ってしまい、さらに悩ませてしまいました。

最後まで状況を聞いていれば、違った言葉をかけられたのかもしれません。

コミュニケーションを円滑にするには、相手の話を最後まで深く聞き、しっかりと正しく理解することが大切です。

そうすることで、相手の話の中で、相手が本当に話したくて伝えたいことを引き出すこともできます。

また、相手からの本音を聞きやすくなりより深い会話をすることができるようになります。

1-3.相手からYESを引き出す力を持っている

相手からYESを引き出す力を持っている

相手から「Yes」を引き出すことが上手な人もコミュニケーション能力が高い人の特徴です。

相手が発信する情報を読み取り、正しく確認をすることで相手は、「自分の話が正確に伝わっている」と安心することができます。

また、心理学的なスキルを使うことで、相手の共感を得て受け入れられると信頼感を得られやすくなります。

そして営業スキルとしても使うことができます。

例えば、車を売るときには、相手が営業マンと主婦とでは売り文句が変わるでしょう。

外見と燃費を大事にしている営業マンであれば、車の見た目や燃費について、車種のブランド力などをまじえて伝えるとYESを引き出しやすいかもしれません。

生活の足として使う、お子さん連れの主婦の方には、安心できる頑丈さや収納、車庫入れサポート機能などを伝えて、YESを引き出す工夫をする必要があるでしょう。

相手によってYESを引き出す言葉が異なるので、しっかりと見極める力も必要になります。

1-4.バックトラッキングをしている

バックトラッキングをしている

バックトラッキングとは、「オウム返し」と日本語で言われており、相手の話をそのまま復唱して正しい情報が伝わっていると認識させ、安心感を与えることができるスキルになります。

例えば以下の使い方があります。

例1)

A:「この間、新宿で美味しいパスタ屋さんを見つけたんだよね!」

B:「へえ、新宿で美味しいパスタ屋さんを見つけたんだ!お店の名前は?」

例2)

A:「最近、3個上の先輩上司との関係に悩んでてさ。。。」

B:「先輩上司との関係に悩んでるんだ。何かあったの?」

相手に、「しっかりとあなたの話を聞いている」とアピールすることができ、よりコミュニケーションが円滑になるでしょう。

しかし、バックトラッキングを会話で使いすぎてしまうと不自然になることもありますので使いすぎには注意してください。

1-5.ミラーリングをしている

ミラーリングをしている

ミラーリングとは、相手の仕草や話し方、ふとした瞬間の動作を真似することを言います。

例えば、相手が前傾姿勢で、身振り手振り熱心に話しているときに、足を組んだり腕を組むと不信感を感じさせてしまいます。

熱心に話している相手をしっかりと見て相手が前傾姿勢であれば、自分も少し前傾姿勢を取り話を聞くと、親近感が湧くことでしょう。

会話の内容だけではなく、このような相手の「行動」にも目を向けることがコミュニケーションでは必要になってきます。

1-6.前提条件を揃える

前提条件を揃える

会話をするときに、相手と話の前提を揃えることも大切になってきます。

話の前提が異なっていると、会話が噛み合わないことがあります。

目的や認識を揃えることで相手と同じ目線で話をすることができるようになります。

また、会話で前提条件を用いた誘導も行うことができます。

例えば、子供に宿題をしてほしいときに、「なぜ宿題をしないの?早くしなさい。」ではなく「宿題はいつごろ終わりそう?」と、「宿題をする前提」で話をすると子供に宿題をしないという選択肢を与えず断りづらくすることができます。

このように、コミュニケーションをするときに私達は日々無意識に行っているように見えて様々な工夫がなされていることがあるのです。

ではその反面、コミュニケーションが低い人はどのような特徴があるのでしょうか?

次には、コミュニケーション能力が低い人の特徴を紹介していきます。

2.コミュニケーション能力が低い人の特徴

コミュニケーション能力が低い人の特徴

コミュニケーションが低い人の特徴は一般的に以下のとおりです。

  • 自分の話ばかり話す人
  • 話の目的が明確でない人
  • 「伝わっているか」を意識していない人
  • 自分に自信がない人

上記の特徴を詳しく説明していきます。

2-1.自分の話ばかり話す人

自分の話ばかり話す人

会話はキャッチボールですので一方的に自分の話ばかりしてしまう人は相手からすると、会話をすることが辛いと感じてしまいます。

例えば、会社で飲み会に参加したときに過去の武勇伝を永遠に話す人が一人はいるのではないでしょうか?

話している人がよほど大物であるか、尊敬できる人ではない限りその時に集中して聞く人はほとんどいないと思います。

自分のコミュニケーションが相手の反応という言葉があるように相手の反応をみて柔軟にコミュニケーションを取る必要があります。

2-2.話の目的が明確でない人

話の目的が明確でない人

話をするときに、目的が明確でないと会話が堂々巡りになってしまうことがあります。

何かを説明するときにも、何を教えたいのかを明確に決めていないと同じ話を何度もしてしまったり話がアチラコチラに飛んでしまってとても分かりづらいコミュニケーションになってしまいます。

何かを話すときは目的を明確に決めて相手に伝わりやすいようにすると、一段と違ったコミュニケーションが取れることでしょう。

2-3.「伝わっているか」を意識していない人

「伝わっているか」を意識していない人

「入社一年目のビジネススキル大全」にはこのようなことが書かれています。

「コミュニケーションが成立したという状態は、
相手がこちらの望むアクションをしてくれたということ」

会社の部下に指示やお願い事をしたときになかなか伝わらなく、部下の責任にしてしまったことはないでしょうか?

しかし、指示が分かりづらい言葉であったり自分を基準として話をしてしまってはなかなか伝わりづらいでしょう。

例えば、私が後輩に、仕事の指示を出した時のことです。

「少し席を外すので、電話をみてもらってもいい?」と指示を出しました。

そして、何時間か経過したあとに戻ってきたら、不在着信が4件ほどありました。

「電話、みてくれてなかった?」と後輩に質問した所、
「電話を見ていました。4件ほど掛かってきていました。」と回答されました。

私の中で、電話をみてほしい=電話に出て対応してほしいと認識していたのですが、後輩からすると、電話をみてほしい=電話に出るのではなく確認すると認識していたようです。

初めから、「電話が来たら、出て対応をしてほしい。」
と伝えるべきだったと反省しました。

相手に合わせたコミュニケーションにも繋がりますが発信する側にも責任があることを意識して、「伝えた」ではなく「伝わっているか」に視点を変えてコミュニケーションを取ってみてください。

参考文献:入社一年目のビジネススキル大全

2-4.自分に自信がない人

自分に自信がない人

自分に自信がない人はネガティブな発言をしがちです。

「引き寄せの法則」をご存知でしょうか?

ネガティブな発言や行動をする人にはやはり同じネガティブな言動をする人たちが集まってきます。

その反面、ポジティブで明るい発言の多い人の周りには、明るい人たちが自然と集まってきます。

言い訳が多い人も、会話をする相手にマイナスな感情を与えてしまいます。

このように自分に自信がなくネガティブな発言が多い人もコミュニケーションが苦手といえるでしょう。

以上、コミュニケーションが得意な人の特徴と苦手な人の特徴の紹介でした。

では、コミュニケーション能力を高めるには一体何をすればいいのでしょうか?

コミュニケーションは、授業のように学んだり、勉強するような習慣はあまりないためセンスが良かったり、頭のいい人がコミュニケーションが上手なんだと思っている人が多いと思います。

しかし、コミュニケーションを取り扱う講座は意外にも多くあり、その他にも独学で勉強をしたりなど、コミュニケーション自体学ぶ人も増えてきているのです。

3.最後に

これまで、一般的に、コミュニケーション能力が高い人と、低い人の特徴を紹介しましたがいかがだったでしょうか?

少し意識を変えたり、スキルを使うことによって相手とのコミュニケーションの取り方が大きく変化することもあります。

ぜひ、自分のコミュニケーションの取り方を振り返り、こちらの記事が力になりますと幸いです。

また、こちらのメディアサイトNLP NOTEを運営するNLP‐JAPANラーニング・センターでは、セルフイメージを高めたり、コミュニケーション能力を高めるのに有効な講座を開催しており、学校では教えてくれない人間関係の改善や、自分の目標達成に必要な力を学ぶことができます。

こちらの記事に書かれているバックトラッキングや、ミラーリングなどもNLPの講座では実践的に学ぶことができます。

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