なぜ、NLPを活用すると、驚くほど勉強の効率があがるのか?

なぜ、NLPを活用すると、驚くほど勉強の効率があがるのか?

突然ですが、質問です。

新しい家電製品を購入した時、基本的な使い方を知るために取扱説明書に目をとおしますが、次の3つの中で、あなたはどの取扱説明書を使いたいでしょうか?

  1. 「英語」で書かれた取扱説明書
  2. 「フランス語」で書かれた取扱説明書
  3. 「日本語」で書かれた取扱説明書

英語やフランス語を勉強中の方は別ですが、ほとんどの方が、3の「日本語で書かれた取扱説明書」を選ばれると思います。当然のことだと思われるかもしれませんが、実は今回ご紹介する脳のタイプを活かした勉強法のポイントが、ここに隠れています。

もし、あなたが仕事の分野をはじめとする、いくつかの勉強を始めるのであれば、今回ご紹介する勉強法は、あなたの学びを飛躍的に高め、成長への道を力強く支えてくれます。

よく使う日常の言葉で勉強したほうが、理解が早いように、よく使うあなたの脳のタイプに適したアプローチが、あなたの勉強の理解を早め、結果として、あなたの現実(状況)を確実に前へ進めてくれます。

例えるなら、A型の血液をO型の人に輸血するようなものです。これでは意味がありません。血液が足りないからといって、血液型を無視して別のタイプの血液を輸血しても、その人は元気になるどころか、様態は悪化しますね。

これと同じようにあなたの脳のタイプと異なる勉強法では、逆に自信をなくす結果になりかねません。あなたの脳のタイプを知って、そのタイプにあった勉強法で必要な情報を入れていくことで、その情報や知識は、確実にあなたの血肉になります。

あなたの脳のタイプは何か?
そして、あなたに合う勉強法はどれか?

これからお伝えする、効率が飛躍的に高まる勉強法の秘訣を読んでいただくことで、なかなかうまく進まなかった理由がわかるでしょうし、次に取り組む一手が、確実に見えてくることでしょう。

*今回はNLPをベースにした効果的な学習法をお届けしていきます。

1.あなたの脳のタイプは?

私たちは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を通じて、外界の情報を認識・記憶し、自分や他者とコミュニケーションをしています。

NLPでは、さらにこの五感を大きく分け、視覚、聴覚、身体感覚(触覚、嗅覚、味覚)の3つに区分しています。

(NLPでは、これらの感覚を専門的に「表象システム」と呼んでいます)

つまり、人の脳のタイプは、3つに別れている、ということが、これまでの研究でわかっています。

  • 視覚優位に情報を処理しやすい人
  • 聴覚的に情報を処理しやすい人
  • 身体感覚的に情報を処理しやすい人

例えば、視覚タイプ、聴覚タイプ、身体感覚タイプの3人が、同じ場所にある、同じ海を表現しようとするとこうなります。

*NLPの表象システムでは、視覚タイプをV、聴覚タイプをA、身体感覚タイプをKという略称で呼びます。

視覚タイプの人は、
「白い砂浜が見えるコバルトブルーの海です。青い空に目を向けると、雲の向こうに海鳥が飛ぶ姿が見えます」、と、表現するのに対して、

聴覚タイプの人は、 「一定のリズムで聞こえてくる波の音がする静かな海です。歩くとサクッ、サクッときこえてくる砂浜です。遠くの方からささやくように、海鳥が鳴いています」、と表現するのに対して、

身体感覚タイプの人は、 「心地よく、開放的な海です。照りつく太陽のあたかさが足の裏に伝わってくる砂浜があります。広がる空には、海鳥が気持ちよさそうに飛んでいます」、といった表現をします。

このように、同じ海を知覚しているのですが、処理や表現しようとする際に、その人がよく使っている脳の感覚のタイプが、無意識に動き始めるわけです。そして、人がどの感覚を優位的に使い、情報を処理しているかを知るには、「目の動き」、「使う言葉」、「手の動き」などを観察することで、見分けることができます。

ここで簡単に3つのタイプの見分け方をご紹介をします。実は以下のような特徴があります。

視覚が優位の方の特徴

視線が上方に向く傾向があり、「話が見えない」「~のように見える」など視覚にまつわる言葉の表現を用い、手で頭の中にあるイメージを描こうとする傾向があります。

聴覚が優位な方の特徴

目を左右によく動かす傾向があり、「あの人とはリズムが合わない」「~のように聞こえる」など聴覚にまつわる表現を使い、自分の内側で内的な対話をよくします。記憶を思い出す時、「あの人は、あの時、確かにこう言った」と、聴覚的な情報を引き金にする、といった傾向もあります。

身体感覚が優位な方の特徴

目を下方に動かす傾向があり、「鳥肌が立つような感じ」「~と感じられる」など、身体感覚にまつわる感覚的な表現を用い、体の感覚を手で表現しようとする傾向があります。

私たちは物事を学ぶ時、取扱説明書の話のように当たり前ですが、脳の中であまり使われていない言語で処理をしようとすると効率が悪く、よく使う言語で処理しようとすると、効率よくスムーズに処理が進みます。

この「視覚」、「聴覚」、「身体感覚」という脳の優位タイプは、まさにあなたにとって「よく使う馴染みのある言語」だと思ってくさい。そして、そのタイプを見分けて、活用すると、勉強がはかどり、より確実に新しい学びを定着させることができます。

ではこれから、「視覚タイプ」、「聴覚タイプ」、「身体感覚タイプ」のそれぞれに応じた勉強法を見ていきましょう。まずは、ビジュアル的に情報を処理する視覚タイプの方の勉強法です。

2.視覚タイプの勉強法(NLP表象システムのV)

視覚が優位の人は、とにかく目で見える形が重要です。ですから、

  • 色をつかって重要なポイントやカテゴリを区別する
  • 下線を引く
  • チャートで流れが見えるようにする
  • アイコンやイラストを活用する
  • 暗記などは、イメージ、そして物語を動画にして覚える
  • DVDやネット配信の動画で学ぶ

といったアプローチが有効です。
繰り返しになりますが、このタイプの方は、目に見えるアプローチが重要です。

文字だけの参考書やテキストだと、このタイプの方は、内容うんぬんより、「見にくさ」「読みにくさ」が優先されてしまい、脳はなかなか処理を進めてくれません。処理しにくいのであれば、色ペンで下線をひいたり、枠で囲んだりして「見やすいテキスト、見やすいノート」にしていきます。

巷に出ているタイトルに「図解」と記載されている本の内容に目をとおすと、参考やヒントになることが多いでしょう。

3.聴覚タイプの勉強法(NLP表象システムのA)

聴覚が優位の人は、耳からインプットするアプローチが重要です。ですから、

  • 参考書やテキストを読む
  • さらに音読で読む
  • 音声データに録音、変換して、聴く
  • 繰り返し聴く
  • セミナーや勉強会に参加して、誰かの話として聴く
  • 誰かとのディスカッションで聴く

といったアプローチが効果的です。

黙読、音読もそうですしファイルデータにして、何度も聴く、という勉強法が有効になります。音声データを聞きながら、言葉に出すという「追唱」もオススメです。

「追唱」とは、シャドウイングとも呼ばれるものですが、耳が聞きとった言葉を「すぐに後を追ってしゃべる」という語学では有名なトレーニングです。脳の言語野と運動野の両方を活性化させるもので、これは聴覚優位の方でなくてもオススメです。

メロディを付けて、歌にしてみるのもアクセントとして、おもしろいアプローチになることでしょう。耳からインプットするアプローチを意識して、取り入れてください。

最後は、身体感覚が優位な方の勉強法です。

4.身体感覚タイプの勉強法(NLP表象システムのK)

聴覚タイプと似たところでは、セミナーや勉強会で、その場の雰囲気や空気を感じながら学ぶのは効果的です。

また、誰かとのディスカッションも有効で、そのときの会話の「気持ち」や「熱気」といったものが、脳が処理しやすいアプローチになります。

「あー、そうかっ!」といった気づきの感覚、学びの体感も大事なアプローチになります。体を使ったアプローチで欠かせないのは、「書く」という行為です。 書いて、書いて、書きまくることで、体が覚えている、筋肉が覚えている、といった状態が作れます。

また、立ってやる、座ってやる、といった体の状態、姿勢を変えてみることも一つで、 暗記ものならポーズやジェスチャーと体と学びを条件付けながら、勉強していくのも効果的で、中にはダンスと組み合わて勉強する方もいます。

5.まとめ

今回はNLPの表象システムを用いて、あなたの脳のタイプを知った効果的な勉強法をお伝えしましたが、やることはシンプルです。

まず、自分の脳のタイプを知ること。そして、そのタイプに合うアプローチをみつけること。そして、実践しながら、他のタイプのアプローチを取り入れていくことです。

ここで注意していただきたいのは、「他のアプローチを全くしない」、ということでありません。あくまでも、取り組みやすさ、馴染みやすさ、という点でご紹介したアプローチですので、少し勉強が進み始めたら、他のタイプのアプローチを加えながら、取り組んでいきます。

どんどん、他のタイプのアプローチを盛り込んでください

*表象システムは、意識的に使ううちに筋肉のように鍛えることができるとNLPでは教えてくれています。

結果として、五感からのアプローチを総合的に積み重ねながら、いわゆる効率のよい復習ができるようになります。講座の中では、より詳しく、あなたの脳のタイプを見つけていきます。

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