あなたの話が、「おもしろい!わかりやすい!説得力がある!」に 驚くほど変わるNLPミルトンモデルのメタファーとは

話がわかりやすい、おもしろい、説得力がある!と言われたいなら、ぜひとも知っておいてほしいのが、今回ご紹介する「メタファー」という技法です。

メタファーとは、ある物事や教訓を別の形で表現する比喩と言われるものですが、NLPで言われているミルトンモデルの「メタファー」は、単なる比喩を超えて、あなたが伝えたい内容を相手に知ってもらうだけでなく、抵抗なく腑に落としていくスキルです。

*ミルトンモデルはNLPセミナーで学ぶことができる代表的なスキルです。

  • 仕事が出来る人、できない人の違いであり、
  • 人が集まる人、離れていく人の違いでもあり、
  • 異性においては、モテる、モテないの違いにも影響がでてくる。

それがメタファーです。

NLPミルトンモデルのメタファーを学ぶことで、あなたのコミュニケーション力と魅力を同時に引き上げてくれることでしょう。そこで今回は「メタファー」についてご紹介いたします。

1.話し方は、想像以上にあなたの評価を下げる!?

「話がわかりにくい人は、それだけでつまらない人、という評価をされがちです」

つまらない人といった評価だけでなく、空気がよめない人だな・・・とか、
感性や能力、ひいては頭の善し悪しの評価に影響を与え、自分が想像している以上にその話し方は、あなたの印象を悪くします。

こんな評価のままでいると、どんなにいい話やいいアイデア、またユーモアにあふれる話でも努力がカラ回りして、なかなかうまくいきません。逆に今回ご紹介するNLPのメタファーを学び、活用してみることで、つまらない白黒の話が、鮮やかなカラーに変わり、 平面的なあなたの話が、立体的に相手の心に響き始めます。

つまり、あなたの話が、「わかりやすい、おもしろい、説得力がある!」に変わります。

現実的には、これからご紹介するNLPミルトンモデルのメタファーを学ぶことで、セールスや説得といった交渉の場面はもちろん、日常の何気ない会話もより充実してきます。どんなものか早速見ていきましょう。

1-1.話し方の違いは、心理療法のスキルにあった!

今回ご紹介するメタファーとは、NLPのミルトンモデルと呼ばれる卓越したセラピストの会話のパターンから導き出されたものです。

そして、メタファーは、セラピストと言われる心理療法家だけでなく、経営者はもちろん、政治家や弁護士、また偉人や宗教家といった、コミュニケーション、スピーチ、プレゼンの天才と言われる人が例外なく活用する手法でもあります。

あらためて、メタファーとは何かというと、
あなたが伝えたいことを別のもの(別の表現)として紹介し、相手に抵抗なく伝え、理解させていくスキルです

まずは「単純なメタファー」をご紹介し、「引用」の使い方、そして、応用的なNLPミルトンモデルの「メタファー」をご紹介します。

1-2.単純なメタファーだけでも効果あり!

単純なメタファーとは、「まるで○○のような□□」という型の表現方法です。

例えば、

  • 雪のような白い肌。
  • 竹を割ったような人。
  • 風のようにさわやかな人。

といったものです。

こういった表現を用いると、伝えたいことが見えやすく、わかりやすく、広がっていきます。無意識に使っていることのある表現方法でもありますが、こういった表現をさらに意識的に活用すると成果を出しやすくなります。

例えば「相手を褒める」という場面に活かしていくことができます。

「頭がイイですね」「発想が豊かですね」とか、「優しい人ですね」「意欲的ですね」といったものを「○○のような□□」の型に置き換えるだけです。

例えば、

  • 「頭がイイですね」の代わりに、「カミソリのようにシャープですね!」
  • 「発想が豊かですね」の代わりに、「その発想、アインシュタイン級ですね!
  • 「優しい人ですね」の代わりに、「○○さんといると、まるで木漏れ日のような優しさを感じます。」

と、表現してみたり、
向上心にあふれる、意欲的な方であれば、「○○さんといると、火山のように私も熱くなります!」といったメタファーを使って、伝えていくわけです。

余談ですが、「たとえツッコミ」と呼ばれる人気司会者でもあり、お笑い芸人のくりぃむしちゅー上田晋也さんは、ただツッコミをいれているだけでなく、そこにメタファーが入ります。

  • すごくせっかちな人に
    「ご飯と歯磨き一緒にやるタイプだな!」と表現したり、
  • 流行に乗り遅れた人を
    「11月に『冷やし中華はじめました』みたいな」と表現したり、
  • 暗い人に
    「江戸時代の夜みたいに暗いね」と表現したりするわけです。

わかりやすさと面白さが増しますね。

単純なメタファーの話はここまでにして、次は、NLPのミルトンモデルとよばれる本来のメタファーについてご紹介します。

1-3.【引用】で説得力を倍増させる

「引用」とは、誰かが言った言葉を用いることです。伝えたい内容を誰かの言葉を使って伝える引用は、あなた自身の言葉で直接伝えるよりも、効果的な場合があります。

*日常生活で自然にお使いの方が多いのが「引用」です。NLPセミナーでは、より意識的・効果的に「引用」を使えるように学ぶことができます。

例えば、あなたが部下に対して、一つ一つの仕事に誠実取り組むことの重要性を伝えたければ、あなたの言葉として直接伝えるのではなく、「イチローはこう言ってるんだよ『小さなことの積み重ねが、とんでもないところに行くただ一つの道』だと。これって大事だよなぁ」と、いうふうに伝えます。

ここで大切なポイントは、以下の様な人の言葉を選ぶことです。

  • 相手が尊敬していたり、憧れている人
  • メンターとなる理想的な人

例えば、マザーテレサに憧れていて、優しく人に接したいのに、忙しさで、人に冷たく接してしまう人がいたら、「もっと思いやりをもって!」と直接伝える代わりに

マザーテレサは、こんな言葉をのこしてるのを最近知ったんだよね。『大切なのは、どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです』って。大切だと思ったよ。」

と、伝えてみます。

これらの引用の型は、「○○が言ってた。・・・(相手に伝えたいメッセージを含む言葉)・・・、と」です。

  • ガンジーはこんな言葉を残しています。
    「・・・(相手に伝えたいメッセージを含む言葉)・・・」
  • スティーブ・ジョブズはこう言いました。
    「・・・(相手に伝えたいメッセージを含む言葉)・・・」
  • エジソンの格言名言にこんな言葉があります。
    「・・・(相手に伝えたいメッセージを含む言葉)・・・」

この型を使いながら、相手の抵抗感をやわらげ、届けたいメッセージを含めて伝えていきます。

1-4.寓話、神話、民話、伝説といった【物語】を活用する

寓話や神話、民話、伝説といった物語もメタファーです。

物語を活用することは、あなたが伝えたいメッセージや理解してほしいこと、そして、やってもらいたい行動などを直接的に表現せず、相手がメッセージに自ら気づき、自ら行動していく状態にしていくことを可能にします

例えば、「3匹の子豚」という物語があります。この物語は、コツコツやることの大切さ、といったメッセージが含まれる物語ですね。幼い子どもを寝かしつける時などにこの話を聞かせていくと、子どもは自然に「コツコツやること」を学びます。

また、木を切っていた男が湖の中にオノを落としてしまう、「金のオノ、銀のオノ」という話があります。正直に答えた男には、金のオノ、そして銀のオノも与えられ、欲深く嘘をついた男のオノは取り上げられる、という話です。

この話を聞くと、正直に生きることの大切さや欲のために嘘をつくことがいかに愚かなことかを自然にくみとって、認識するプロセスが始まります。

これが無意識へのアプローチです

*NLPでは無意識へのアプローチをたくさん学びますが、
「物語の力」の活用はとても効果的です。

「コツコツやることの大切さ」や「正直に生きることの大切さ」を、あなたの言葉として直接言って聞かせるのではなく、物語を使って伝える。つまり、メタファーを使って伝えると、そのメッセージに相手が自ら気づき、自然に理解を深めていきます。あとで詳しくお伝えしますが、大人の世界で言えば、成功者と呼ばれる人たちやノーベル賞受賞者、また、オリンピックの金メダリストの物語や秘話は、このメタファーを使った話し方と言えます。

寓話や民話、伝説、神話は、「昔々あるところに  ・・(物語)・・  そして○○になったとさ」の流れで終わるのが基本ですが、NLPのミルトンモデルで言われるメタファーは、実は、この部分が最も顕著なポイントです。

この「・・(物語)・・」の中にクライアントが体験している世界を違う登場人物(昆虫や動物、また北風や太陽といった自然物)で表し、異なる環境の物語を創造して、無意識に届けることを天才セラピストと言われる、ミルトン・エリクソンはやっていました。

このアプローチは、大きな変化と結果をもたらし、今では心理療法の世界だけでなく、

  • マーケティング
  • セールス
  • 社員教育
  • モチベーションアップ
  • スピーチ
  • プレゼン

といったビジネスの世界でも活用されています。

「チーズはどこへ消えた?」という本があります。ご存じの方も多いと思いますが、変化に適応するための教訓が含められた内容です。人をネズミにたとえ、変化に対して人が陥りやすいポイントを表現した本で、わかりやすく、ためになるということで、世界中でベストセラーになった本です。これもメタファーを活用した例です。

1-5.すぐに活用できる故事やことわざ

物語を短く表現したものが、「故事やことわざ」と言われるもので、誰もが知り、誰もが納得しやすいものを話の中に加えていけば、あなたの話がクッとしまって、聞き手の心にズンと残ります。

例えば、

  • 物事の良し悪しは考え方次第であることを伝えたい場合は
    「人間万事塞翁が馬」
  • リスクを恐れず、チャレンジすることの大切を伝えたければ
    「虎穴に入らずんば虎児を得ず」
  • 時間の大切さを伝えたければ、
    「光陰矢のごとし」

といった具合に故事やことわざをメタファーとして活用することも効果的です。

1-6.メタファーで、評価と影響力を手に入れる

セールスやプレゼンテーションで、体験談や導入例といった「具体的な事例」が出てきたりしますが、実は、これもメタファーの一つです。特にインターネットでビジネスを展開する企業や個人のサイトは顕著です。

例えば、当社の商品・サービスを活用することで、

  • A社では前年比120%の利益が出ました。
  • B社では売上目標を半年で達成することが出来ました。
  • C社ではコスト削減のうえ、利益も右肩上がりの結果が生まれました。

と話したとします。
この場合、3社の事例を出すことがメタファーになっています。つまり、「3社のそれぞれの物語」をメタファーとして使っています。

この他、サプリメントといったダイエット食品などでは、

  • 5キロ痩せました!
  • 一週間でウエストが10センチも減りました!
  • 10年前のスーツが着るようになりました!

といった商品の「体験談」や「お客様の声」というのがありますが、これも事例であり、広義の意味でのメタファーです。

その商品を導入することがどのようなメリットを生むか、つまり、買ったほうが得、ということを伝えるために事例や体験談、お客様の声というメタファーを使っています。売りたい商品やサービスがどんなに素晴らしくても、自分で伝えれば、伝えるほど、購入の抵抗感が増してしまう場合があります

その代わりに、相手の状況に合致したリアルな体験談や事例があると、つまりメタファーがあると、人は、物やサービスを購入していきます。ネットの世界では売れている商品には、必ず「体験談」や「お客様の声」があります。こんな視点でメタファーを活用していけば、あなたの仕事の成績は上がり、評価とともに影響力を身につけることができます。

*優秀なビジネスマンに共通していることは、「メタファー」の効果的な活用です。

*NLPセミナーでメタファーを学ぶ時、「これはすごい」と皆様にご絶賛いただいてます。

2.まとめ

今回は以上になります。
以下はNLPミルトンモデルの「メタファー」についてのまとめです。

  • 話し方の違いは、心理療法のスキルにあった!
  • 無意識にアプローチする
  • 単純なメタファーでも効果を出せる
  • 【引用】は説得力を倍増させる
  • 【物語】の持つ力を活用する
  • 故事やことわざを活用する
  • メタファーで、評価と影響力を手に入れる

あなたの話をさらに「おもしろく、わかりやすく、説得力のある」ものにするために、引用、事例、体験談、物語、故事やことわざをつかった表現方法をご活用下さい。

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