順番を変えるだけで目標を達成するNLPのストラテジーとは

順番を変えるだけで目標を達成するNLPのストラテジーとは

問題を克服し、目標を達成するNLPでは、人は何かしらの結果を必ず創ると考えています。

望ましい結果を「達成」と呼び、望ましくない結果を「失敗」と一般的には呼ばれていますが、NLPでは、望ましい結果を創るためには、それに必要なストラテジーが存在し、望ましくない結果を成功させるにも、それに必要なストラテジーが存在する、と考えています。

つまり、私たちが日常で生み出す結果は、ストラテジーで生まれているという発想です。このストラテジーの発想や方法を知ることで、あなたの仕事はもちろん、日常の何気ない困り事の解消にも役立てられます。同じことをやるなら効率よく、効果的に進めていきたい!そんな方には必見です。

1.ストラテジーとは

ストラテジーとは、ビジネスの世界で「戦略」と呼ばれ、何をどのようにやっていくか、また何をどの順番でやっていくかといった視点のことを指します。

似たような言葉で、「戦術」という言葉がありますが、これは「やること」を指す言葉で、「やること」をどの順番でやっていくかが戦略、つまりストラテジーと言われています。

例えば、広告、セールス、商品開発、資金調達、人材の確保など、やることは色々とありますが、効果的な順番で計画されないと、商品やサービスは提供できませんね。

身近な料理の世界でも同じことが言えます。「料理のさしすせそ」と呼ばれるものがありますが、「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」は酢、「せ」は醤油、「そ」は味噌を表す言葉で、味付けをする時にこの順番で味付けをしたほうが、味がしっかり染み込み、風味も出やすくなる。
そして、順番を買えてしまうと、味噌を先に入れて、味が辛くなったり、砂糖を後に入れても具材の中に甘みが染み込まなくなってしまいます。

以上のようにやることは同じでも順番が異なれば、結果も世界観も異なってくる、逆に順番を適切に設定していけば、労力は同じでも高いパフォーマンスを発揮できる、というのがストラテジーです。

2.NLPのストラテジーとは何か

NLPにおけるストラテジーとは、結果を生み出すために必要なVAKの順番のことを指します。VAKとは、NLPでは、五感を意味します。

私たちは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を通じて、外界の情報を認識し、情報を処理して自分や他者とコミュニケーションをしていますが、NLPでは、さらにこの五感を視覚、聴覚、身体感覚(触覚、嗅覚、味覚)の3つに区分します。表記の由来は、視覚(Visual)、聴覚(Auditory)、身体感覚(Kinesthetic)の頭文字をとったものです。

このVAKの順番が、やる気をつくったり、決断を促したり、また先延ばしを見事に成功させるとさまざまな思考や行動に影響を与えています。

例えば、望んでいない状況の一つに挙げられる例で「二度寝してしまう」という例でお伝えすると、

「ベルが聞こえる」⇒「時計を見る」⇒「体のだるさを感じる」⇒「あと10分だけ!」という声を聞いて、そのまま二度寝をし、二度寝という課題を達成するストラテジーと、考えます。 この順番だと、手抜きをしても、この人は、確実に二度寝を達成してしまうのです

この例をNLPのVAKをつかったストラテジーとして表すと以下のようになります。
A(ベルの音をきく)⇒V(時計を見る)⇒K(だるさを感じる)⇒A(あと10分だけという声をきく)
つまり、A⇒V⇒K⇒A。この順番で、「二度寝」という結果を実現させています。

これらの配列が自分で理解できて、望ましい順序に入れる変えることができたら、素晴らしいことですよね。
では、どのように変えていくか? とてもシンプルです。

3.モデルをデザインする

「二度寝」という望んでいない状況を望む状態になる「順番」になるようにデザインが必要です。つまり、VAKの順番を変えます。そこで知っておきたいのが、「モデル」を探す、ということです。

NLPのモデルとは、あなたの目標や理想をすでに達成してしまっている人のことです。
あなたの周囲に朝早く起きているモデルとなる人をみつけ、その人の話を聞いて、どんなVAKの順番で、「早起き」、また「すぐに起きる」といった結果を達成するのか、その順番を洗い出します。

例えば、「ベルの音」⇒「朝だ!の声を自分でいう(聞く)」⇒「鏡で自分の顔を見る」⇒「洗顔」という順番であれば、表記としては、A⇒A⇒V⇒Kとなります。
うまくいっていない時の順番は、A⇒V⇒K⇒Aですので、比較するとストラテジーの違い見えてくると思います。

モデルは他人だけでなく、自分の経験もデザインするときに効果的な材料になります。
例えば、明日はゴルフとか、大好きな人とのデートの時などは、目覚まし時計よりも早く起きたことがある人もいるでしょう。

こういった過去のうまくいった体験を観察して、どの順番で、その結果を創ったのか、
そのデザインを今の問題解決や目標達成に活かしていきます。

4.プロが活用するストラテジー

ストラテジーは、やる何か、つまり行動する何かを変えるというものではなく、VAKがどういう順番で流れ、脳でどのように処理していくのかという、やり方よりも、深い部分で行われているものです。ですから、より学びを進めていくことで、以下のような分野で活用することができます。

  • 人を意欲的にするヤル気のストラテジー
  • ネガティブな状態のストラテジーを見つけて、行動変容させるストラテジー
  • 記憶をはじめとする加速学習のストラテジー
  • 自分、相手も含む決断のストラテジー
  • 創造性や柔軟性といった才能発揮についてのストラテジー

NLPを学ぶコミュニケーションのプロは、欲しくない結果が出たら、自分を攻めたり、人を攻めたりするのではなく、そこで起きたストラテジーを理解し、合理化し、よりうまく作用できる材料として活用しています。また、話の内容だけでなく、VAKの順番も聴き取り、相手の安心感や信頼感といった無意識への深いアプローチをするとともに効果的な影響を生み出すコミュニケーションをとります。

5.まとめ

まずは、今行っている「行動」の順番を観察してみることをおすすめします。
その順番が観察できるようになったら、今回ご紹介したNLPのVAKの順番を観察してみてください。

うまくいっていない状況とは、あなたにとって何か?
そして、その代わりに手に入れたい、うまくいっている状況とは具体的にどんなものか?

ストラテジーの比較やデザインを活用することによって、そのギャップを埋めることはできます。

講座の方では、自分だけでなく、他の人のストラテジーの見つけ方についても学習していきます。

なお、メールの問い合わせ対応を効率化し、対応漏れを0にするためのyaritoriというメール共有システムもございます。仕事の場面で、行動を変えたり、望ましい状態にしていく場合には、こうしたツールの活用も役に立つかもしれません。ご興味をお持ちでしたら、ご覧ください。

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