あなたの「制限」をゆるめて溶かす、NLPのスライト・オブ・マウスとは

あなたの「制限」をゆるめて溶かす、NLPのスライト・オブ・マウスとは
  • 時間がないから、勉強ができない・・・
  • 話が下手だから、友達ができない・・・
  • 上司は頑固者だから、どうせ説得しても却下されてしまう・・・

こんな「◯◯だから、◎◎できない」といった思い込みで、あなたの仕事や人生でいくつかの理想を諦めてしまったことはないでしょうか。

  • 「学歴がないからできない」
  • 「自信がないからムリだ」
  • 「私には愛される価値がない」

といった思い込みをNLPでは、「制限となるビリーフ」と言います。

NLPにはこの「制限となるビリーフ」を変えていくいくつかのスキルがありますが、それらを活用することによって、思考や能力、そして行動を変化させていくことはできます。

今回ご紹介するのは、その中の一つで、NLPでは「スライト・オブ・マウス」と呼ばれるスキルです。
自分だけでなく、関わる人の制限となるビリーフを軽減させ、望ましい未来を手に入れたいのなら、 今回ご紹介するNLPの「スライト・オブ・マウス」は役に立ちます。

1.NLPの「スライト・オブ・マウス」とは何か

NLPのスライト・オブ・マウスとは、人の「制限となるビリーフ」を緩和させ、新たな選択肢を見出す言葉のアプローチです。きっかけはNLPのさまざまスキルを開発してきたロバート・ディルツの母親がガンにかかり、「ガンは治らない」といったビリーフを打破するために考案されました。

医療だけでなく、仕事やプライベートといった分野で応用できるNLPのスライト・オブ・マウスは、質問や会話の方向性をはじめ、いくつかのパターンがありますが、今回はその中から3つのパターンをご紹介します。あなたの現時点での「制限となるビリーフ」を特定して読み進めていただくと、より新たな視点を見出すことができるでしょう。

2.具体化

「具体化」とは、その考えやビリーフを解体し、言葉通り具体的にしていきます。以下の事例で、どのように活用していくかを確認してください。

  • 「人前で話すことが苦手」というビリーフであれば、

⇒人前とは、何人位ですか? 何人位だと大丈夫ですか?

と、聞いていきます。

  • 「英語は難しい」というビリーフの人であれば、

⇒英語のどの部分が難しいと思っていますか? 文法ですか? リスニングですか?

と、どこが、具体的に、どのように難しく認識してしまっているのかを聞きます。

  • 「時間がないから勉強ができない」

⇒どれぐらいの時間が必要なんですか? どれ位の時間だととれそうですか?

その人の漠然とした考えのもとになるビリーフを解体し、その領域の可能性を見つけ出す会話につなげていくのが、「具体化」というアプローチです。

3.結果

「結果」とは、そのビリーフを持ち続けた時に生まれる結果を推測します。例えば、「時間がないから、勉強ができない」というビリーフの人に対して、

  • 「【時間がないから、勉強ができない】このことを持ち続けた時にどんな状況が手に入りますか?」
  • 「【時間がないから、勉強ができない】このビリーフを持っているとどんな結果が生まれますか?」

といった言葉を投げかけていきます。
「私は話が下手だから、上司を説得できない」というビリーフを持っている人に対しては、

「そのビリーフのまま過ごしていたら、将来も悔しい思いや辛い気持ちを感じてしまいませんか」

という言葉がけも一つの例です。

つまり、結果にフォーカスをあて、「制限となるビリーフ」の見なおしができる状態をつくっていくのがこのパターンの狙いです。

4.意図

「制限となるビリーフ」は、一見ネガティブですが、そこには前提となる何かしらの目的があります。その本来の目的について目を向けるように話を進めてくのが、「意図」というパターンです。

例えば、家族の人間関係の例でお伝えすると「親は私のことを認めてくれない」などが、制限となるビリーフの一つですが、自己否定ではなく、自己受容を促進させる考え方でもある「意図」を用いて会話をすると、

「親に認めてもらい、一人の大人として認めてほしいという意図はわかります。では、一人の大人として自立することについて考えていきましょうか」と、伝えることで、重く、凝り固まった状態を柔らかくし、新たな方向に意識を向けることができます。

「意図」のもう一つの視点をご紹介します。制限となるビリーフというのは、どちらかと言うと自己否定的なものになりますが、そのビリーフを持つことによって得られるもの、メリットを汲み取っていくことも重要な観点です。

セールスの世界では、「高いから買えない」というフレーズがよく使われますが、お金を使って失敗した経験がある方は、その失敗は二度としたくない、という意図があって「高いから買えない」と言っているのかもしれませんし、大事なお金をしっかりとした価値あるものに使っていきたいという気持ちがあって、もう少し価値を感じられる情報が欲しいという意図を伝えている場合もあります。

その制限となる目的を持つ理由やメリット、そして本来の目的にフォーカスをあてて声をかけていくのが、「意図」のまさに意図です

5.まとめ

NLPのスライト・オブ・マウスを活用するときは、伝え方やラポール(相手との関係性)が重要です。
安心できる、信頼できる、この人だと話してもいい、そんな伝え方や関係性が重要で、ラポールがないまま会話を進めても、相手にとっては、尋問や詰問のように聞こえてしまいます。

また、「どうしたらできますか?」「何をやったらうまくいくでしょうか?」といった解決策をダイレクトに聞き出すものではありません。相手が自分のビリーフに気づき、異なる視点や発想をもてる状態になることを目的にしたのが、NLPのスライト・オブ・マウスです。

相手の制限をゆるめ、新たな選択肢を見つけていくサポートの気持ちとともに活用してください。

NLPマスタープラクティショナーコースでは、開発時の14パターン、そして、全米NLP協会によって開発された2つのパターンを追加し、計16パターンのスライト・オブ・マウスを学ぶことができます。

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